三ヶ月ほど前に、堀江さんの「無駄死にしない技術」という本をキンドルで読みました。
内容は胃がんと歯周病に関連する病気(糖尿病など)は簡単に防げるという内容です。
胃がんはピロリ菌除去すれば、胃がんになる確率はかなり減るそうです。
歯周病は歯医者で治療してもらえば、こちらも簡単に治療できます。
胃がんの原因はピロリ菌です。
私はピロリ菌検査は自衛隊に在職中は受けたことがなく、毎年バリューム検査をしていました。
なんでも、バリューム検査はメリットよりも弊害のほうが多く欧米では行われていないようです。
バリューム検査で腸が破れたり、X線の影響で癌になる確率が上がるにも関わらず、胃がんの発見率が高くないそうです。
自衛隊ではピロリ菌感染者を見つけてピロリ菌を除去して胃がんを予防するよりも、胃がんになった人を見つけるためも検査に力を入れています。
そんなわけで、市の定期検診にオプションでピロリ菌検査をつけて1月に受けたわけですが、こちらは陰性でした。
私の生家では井戸水だったのでピロリ菌に100%感染していると思ったのですが意外でした。
歯周病の治療は時間がかかりました。
自覚症状が出ていたわけではないのですが、歯周病の認定医を探したところ運がいいことに近所にありました。
初診:歯のレントゲン撮影、歯周ポケットの検査、歯周病の初期段階との診断、下の歯石除去
2回目:上の歯の歯石除去
3回目:歯周ポケットの再検査、麻酔を使った歯石除去
4~9回目:麻酔を使った歯石除去
それぞれ、10日間の期間をかけるので治療に手間暇かかります。
麻酔を使った歯石除去とはSRPという治療法で、歯茎の中に溜まった絶対に取れない歯石を除去する治療です。
歯科衛生士さんが見せてくれたのですが、砂利のような歯石でした。
これが歯茎の中に入っていたなんで信じられない大きさでした。
このSRPの治療ですが麻酔の注射が少し痛いだけで、治療中は無痛でした。
治療後も歯茎に痛みはありません。
歯磨きは流石に少し痛いです。
永久歯が生えてから30年かかって育った歯石がすべて取れてスッキリしました。
これで、糖尿病や心臓疾患など防げたら安い治療だと思います。
実際、健康保険が使えるので1回の治療は1500円ほどです。